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2009.01.31

画像をアップし忘れたので、アップします。すみません。縦になってしまいました。未熟者でしてお許しなすってくだせえ。
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今日は裁判員制度についてお話しましょう。

皆さんも最近よく「裁判員制度」って耳にしますよね。もしかしたら、「候補者名簿に名前が載りました」っていう通知が裁判所から来たって方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでは、この裁判員制度って何でしょうか。

裁判員制度は、「一般市民が裁判官と一緒に重大刑事事件の審理に参加する制度のこと」です。
ですから、いくら世間の注目を集めている事件でも「民事事件(お金を支払え、とか、遺産を分けてくれという事件です)」では皆さんが呼ばれることはありません。また、いわゆる「万引き」などで皆さんが呼ばれることもありません。

もう少しくわしくお話しますと、「選挙権を持つ有権者の中から選ばれた6人の裁判員が、3人の職業裁判官と一緒に刑事裁判を行う制度」です。(裁判員の数、裁判官の数については例外もありますが、原則は「」のとおりです。)

ですから、未成年の人は裁判員に選ばれることはありません。

裁判員は裁判官と一緒に「被告人(新聞では「被告」と言われています)が検察官のいうような犯罪を犯したといえるか(有罪か)否か(無罪か)」「有罪の場合、被告人にはどのような刑罰にするか」を決めます。

それでは、今になって、なぜこのような制度ができたのでしょうか。

これまで、刑事裁判には国民の意思が反映されていないとの批判がなされてきました。そこで、1999年7月に内閣に設置された司法制度改革審議会は、今の司法をよりよいものにするために、刑事裁判に国民の意思を反映させるために、2004年の国会で決まりました。

すなわち、「刑事裁判に国民の多様な価値観を反映させよう。」というのが、この裁判員制度の目的です。

次回は、裁判員制度の具体的な流れを、時の流れに沿ってお話したいと思います。
皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

それよりも、皆様はじめまして。私はえど主水(もんど)といいます。平成15年10月に弁護士になって、今年で6年目です。東京は千代田区にある小さな法律事務所で働いています。

これから、このブログで、日々の食事(外食が多いです)の中で,特に美味かったお店を紹介したり,出張などで出かけたところで気になった写真などを掲載していきたいと思います。

家族とのことも,長女みいこ,次女たまみを中心に,紹介していきます。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

えど主水