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海。荒野。そこにたたずむ女。
海は、ハワイや沖縄のような、水色のあたたかい海ではなく、黒と青の混ざった、波の荒い日本海。

私は、1年半ほど前、東京にまだいたころ、銀座シネパトスという映画館で、
若松孝二監督の「秘花」を観た。

古ぼけた漁船を舞台にした、二人の女と一人の男の密室劇。

詳しい内容はここでは書かないが、私はこの映画に魅了された。
挫折と絶望感を抱えた男と、その男の子を宿しながら生き抜こうとする女
そして、男に「だけど生き抜いて!」と絶叫して、男を励ます、喪服の女。

いままで見てきた日本映画にはない、ガッツを感じた。体の底から湧き出すようなガッツと志。

それ以来、私は、若松孝二監督の旧作を観て、新作がかかれば必ず観に行くようになった。

そして、今回の、海燕ホテルブルー。

かつてのパートカラー若松が帰ってきた!

かつてのパートカラー若松とちがうのは、色彩の美しさだ。

色の対照が素晴らしい。美しい色彩の映画だ。

そして、愚かではかない男たちと、その男たちを受け入れて見つめ続ける女。

映画は、志とガッツが必要だ。

私は、いい映画を観たら、拍手をしてしまう癖がある。
この映画を観終わった瞬間、しばらくぼおっとした後、狂ったように拍手をしてしまった。

もうじき公開される、三島由紀夫の映画もとても楽しみだ。

http://www.wakamatsukoji.org/kaien/海燕ホテル・ブルー
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